用語集Technical Words

CMOSインバーター

p型MOSのドレインとn型MOSのドレインを直列に接続した回路のことで、LSIの論理回路の基本。
電源の2つの電位(+V/0)接続を除くと、インバーターは入力と出力だけの2端子になる。
入力ゲートに高電位(+V)を与えると出力端子には低電位(0)を出力する。
入力が低電位(0)なら出力は高電位(+V)を出力する。
このようなシーソーのような動作回路をフリップフロップ回路と呼ぶ場合もある。
このインバーターを組み合わせることでブール代数回路を作ることができる。
これを、真空管で行うときはプッシュプル回路で行うが、鉄トランスが必要になり、5cm立方くらいの領域が必要。
CMOS構造はnmのサイズでインバーターを作れるので、人類にとって画期的なデバイス。