コラムColumn

熱力学に重なる社会現象(6)

Vol.01-06

2024年06月11日

真実と表現の関係例3

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真実と表現の関係例3

真実と表現の関係は高校2年のとき数学で悩んだことがきっかけで考えた。答えがだせなかった数学の問題があった。でも、答えを見ると、「なんだそうだったのか」と分かった。答える知識があるのに答えを出せなった。それが私を悩ませた。
そこで、答えを出せなかった理由は何だったのかを研究した。そこで、発見した。
問題の意味(真実)を過不足無く表現すると、その表現可逆であり、価値は同じということに気が付いた。問題を表現して、表現を簡単にすれば、それが答えだった。それを再現したくて、インターネットで適当な今の高校2年生の数学の問題を探した。探してあった問題はその解き方を記憶していれば、現役の高校生には問題にもならないくらい簡単な問題だった。
今、記憶が残ってない社会人には、これほどでも難解に見えるかもしれない。難しい問題を解くのが、この説明の目的でないので、このくらいの問題で説明する方が分かりやすいだろう。そこで、その問題を真実と表現の関係で書いてみる。問題文が以下の言葉で書かれている。

放物線や直線、共有点、座標という言葉では形が見えない。形を与えるために、問題文をグラフにしてみる。
グラフを書く作業は、高校の授業で先生が教えてくれる。大抵の生徒はその作業は簡単にできる。私も思い出しながら、グラフを書いてみた。精密にグラフを書けば、共有点の座標は見れば分かる。精密に書いて形を与えることも表現の一つだ(図1-3)。
ここの表現の説明では精密なグラフ(図1-3)を描けないことを前提にしている。

[ Author : Y. F. ]

図1-3 問題文の言葉を形のあるグラフで表現した表現1

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